目次

1. ユーザースキル ~/.claude/skills/

作業ログ・知識管理

  • /worklogdocs/worklog.md を記録/表示/開始(start)/停止(stop)。引数なしで「前回の作業」を入れ替え方式で最新化。
  • /obsidian — Obsidian Vault (~/Documents/All_remote/) へ素早くノート追加する薄いラッパー。fleeting/daily/permanent の判定は obsidian エージェント側。
  • /obsidian-vault — Obsidian Vault 内の検索・作成・wikilink 付け・index ノート整備をする本格版。
  • /handoff — 現在の会話を引き継ぎドキュメントへ圧縮し、別エージェントが続行できる形にする。

設計・モデリング

  • /codebase-design — deep module 設計のための共通語彙(Module / Interface / Depth など)を提示。
  • /design-an-interface — 並列サブエージェントで、ある module の根本的に異なる複数案の API を提案。
  • /domain-modeling — プロジェクトのドメインモデル/ユビキタス言語を構築・整備。ADR と CONTEXT フォーマット付き。
  • /ubiquitous-language — 会話から DDD 流ユビキタス言語の用語集を抽出し UBIQUITOUS_LANGUAGE.md に保存。
  • /decision-mapping — ふわっとした構想を「調査チケットの順序付きマップ」に分解し、1 件ずつ決着させる。
  • /improve-codebase-architecture — コードベースを走査し deepening 候補を HTML レポートで提示、選んだ案を grilling で詰問。

開発・実装・デバッグ

  • /tdd — テスト駆動開発の Red→Green→Refactor サイクルで進める。
  • /diagnosing-bugs — 難バグ・性能退行のための診断ループ。仮説・観察・確証の手順。
  • /implement — PRD やイシュー群を起点に、定義された作業を実装する。
  • /prototype — 使い捨てプロトタイプを作成(状態/ロジック検証ならターミナルアプリ、UI 検証なら 1 ルートから切り替え可能な複数 UI 案)。
  • /resolving-merge-conflicts — 進行中の git マージ/リベース衝突を解消する手順。

レビュー・QA

  • /review — 固定点(コミット/ブランチ/タグ/merge-base)からの差分を Standards 軸と Spec 軸の 2 つで並列レビュー。
  • /qa — 会話形式で受けたバグ報告を GitHub Issue に起票する対話セッション。背景でコードベースを探索。
  • /triage — Issue と外部 PR を「分類→確認→必要なら grill→エージェント向け brief 作成」の状態機械で処理。

詰問 (grilling) 系

  • /grilling — 計画・設計を容赦なく詰問するベース。grill 系トリガー語で起動。
  • /grill-me/grilling に委譲する薄いラッパー。
  • /grill-with-docs — 詰問しながら ADR と用語集ドキュメントを同時生成する強化版。

執筆・編集

  • /writing-fragments — 詰問形式で「断片 (fragment)」を採掘し 1 ファイルに追記、後で記事化する素材を貯める。
  • /writing-beats — 素材から開始 beat を選び、1 beat ずつ書いて次の分岐を提示する CYOA 風記事構築。
  • /writing-shape — 雑多なメモから記事を整形。候補リード/段落単位の成長/フォーマット議論を会話で行う。
  • /edit-article — 既存記事のリストラ/明瞭化/文章引き締めを行う編集モード。
  • /writing-great-skills — スキル自体を書く・編集するためのリファレンス(語彙と原則)。
  • /teach — このワークスペース内で新しいスキル/概念をユーザーに教える。

スキル・運用

  • /find-skills — 「こんなスキルある?」「X するスキル探して」に応えて発見・インストールを支援。
  • /setup-matt-pocock-skills — mattpocock 系エンジニアリングスキル群を使う前に、リポジトリの issue トラッカ・triage ラベル・doc レイアウトを初期化。
  • /to-issues — 計画/spec/PRD を tracer-bullet 縦切りで独立着手可能な issue 群に分解。
  • /to-prd — 現在の会話を PRD に整形して issue トラッカに公開。

安全・運用補助

  • /git-guardrails-claude-codegit push --force / reset --hard / clean -f / branch -D 等の危険コマンドを実行前にブロックするフックを設定。
  • /photofetch — Google Drive の photo_AI_share フォルダから日付指定で写真を取得しプロジェクト配下へ DL。

2. 組み込み / プラグイン提供スキル 組み込み

設定・運用

  • /update-configsettings.json / settings.local.json の編集(フック・権限・環境変数)。「from now on」「whenever X」のような自動化要求はこれで実装。
  • /keybindings-help~/.claude/keybindings.json のキーバインド変更・追加。
  • /fewer-permission-prompts — トランスクリプトから多用される読み取り系コマンドを検出し、プロジェクト settings.json に許可リストを追加。

コードレビュー・品質

  • /code-review — 現在の diff を correctness バグ+reuse/簡潔化/効率化観点でレビュー。low/medium/high/max/ultra で深度切替、--comment で PR インラインコメント投稿、--fix で working tree に修正適用。
  • /simplify — 差分の再利用・簡潔化・効率化・抽象度のクリーンアップを「適用まで」行う(バグ探索はしない)。
  • /security-review — 現ブランチの保留変更に対してセキュリティレビュー。
  • /verify — 変更が実際にアプリで動くかを起動して確認。
  • /run — このプロジェクトのアプリを起動して変更を実機確認。プロジェクト種別ごとの起動パターンを保持。

自動化・スケジューリング

  • /loop — プロンプト/スラッシュコマンドを一定間隔で繰り返し実行(例: /loop 5m /foo)。間隔省略でモデル自己ペース。
  • /schedule — cron 形式で動くクラウドエージェント (routine) の作成・更新・一覧・実行。1 回だけの予約実行にも対応。
  • /deep-research — Web 検索を並列に展開し、ソース取得→反証検証→引用付きレポート合成を行うリサーチハーネス。

Claude Code / API 知識

  • /claude-api — Claude API / Anthropic SDK のリファレンス(モデル ID、料金、パラメータ、streaming、tool use、MCP、caching 等)。
  • /init — プロジェクトに CLAUDE.md を初期化。

その他

  • /hub — 現在の作業状況を Obsidian の 31_Hub に反映。

3. 主要ワークフロースキルの詳細

/grill-with-docs

実装計画とその中での用語法を徹底的に洗い出す。

  • 生成物: 用語集 (glossary)、アーキテクチャ決定記録 (ADR)

/to-prd

解決すべき課題、ユーザーストーリー、実装のスコープや決定事項を文書化する。

  • 生成物: プロダクト要求仕様書 (PRD)

/to-issues

コンテキストを垂直スライスに分割して Issue トラッカーに起票する。

  • 垂直スライス (vertical slice): DB / API など構成要素単位ではなく、機能単位でタスクを切るアプローチ。
  • Issue トラッカー: Issues(タスクリスト)の管理場所。/setup-matt-pocock-skills で指定する(例: GitHub Issues)。
  • 生成物: Issue リスト

/tdd

コードの振る舞いを検証するテストを中心に据えて実装に入る。

  • RED: テストを書き、失敗を確認する。
  • GREEN: テストを通過する最小の実装を書く。
  • REFACTOR: 重複や歪みを整理する。
  • テストは実装の中身ではなく振る舞いを見る。
  • 振る舞いを 1 つずつ R→G で回し、各テストは「直前までの実装」から学んで作る。
  • 生成物: テストと実装

4. grill-* 系スキルでよくある間違い

間違い内容
受け身すぎるこちらが質問を待ってしまい、踏み込みが浅くなる
並行して grill しない関連する論点を同時並行で詰めず、1 直線で進めて全体像を失う
プロトタイプを作成しない議論だけで終わらせ、動くもので検証しない
思考停止状態 (dumb zone) に陥る既知の枠から出られず、惰性で問答を続ける
厳しく grill しすぎる圧で潰してしまい、本当のあいまいさに辿り着けない
大きすぎるトピックで grill するスコープが広すぎて結論が出ない
性能の低すぎるモデルを使用する詰問の鋭さが足りず、表層で止まる
コンテキストをクリアするのが早すぎる直前までの議論を捨ててしまい、整合性を失う

5. 呼び出し方

/<skill-name> [引数]

# 例
/worklog show
/obsidian Rust の所有権メモ
/grill-me 新規プロジェクトの設計
/code-review high --fix
/deep-research <テーマ>

スラッシュコマンドはユーザーが入力したものなら、システム提示の一覧に無いスキルでも呼び出せる。