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NSM-016
半群の数学的定義
抽象代数としての半群と、CTMC に登場する 1-パラメータ半群の両方を整理する
作成日: 2026-05-26 / §4 補足・半群構造の代数的基盤 / Mathematics in Neuroscience プレゼン準備
【本ノートでの用語規約】
半群 (semigroup) : 結合律を満たす集合と二項演算の対 $(S, \cdot)$。単位元・逆元は不要。
1-パラメータ半群 : 写像 $T: [0,\infty) \to L(X)$ で $T(0)=I$, $T(t+s)=T(t)T(s)$ を満たすもの。正確には「単位元を持つ」ので 1-パラメータモノイド準同型 だが、慣習上「半群」と呼ぶ。
C₀-半群(強連続半群) : 上記に加え $t \to 0^+$ での強連続性 $\|T(t)x - x\| \to 0$ を要求する関数解析的対象。
CTMC 文脈の「遷移確率行列が作る半群」は有限次元の C₀-半群の特殊ケースであり、生成子は有界行列 $Q$。
目次
§0. やさしい導入:数学が苦手な人向け ― 半群を 3 つの角度から
ここでは数式をほぼ使わず、3 つの身近な例で「半群とはどんな概念か」を直感的につかむ。数式による厳密な定義は §1 以降で扱う。
アプローチ 1: しりとり ― 「組み合わせる規則」としての半群
半群とは、何かを順番に組み合わせていく規則がきちんと決まっているもの のことだ。
具体的に「しりとり」で考えてみよう。
「りんご」+「ごりら」=「りんごごりら」
「りんごごりら」+「らくだ」=「りんごごりららくだ」
あるいは最初に「ごりら」+「らくだ」=「ごりららくだ」をまとめてから「りんご」+「ごりららくだ」と並べても、同じ「りんごごりららくだ」になる
この「どう括っても結果が変わらない」性質を 結合律 と呼ぶ。
しりとりの文字列は結合律を満たす = しりとりの世界は半群の一例だ。
アプローチ 2: 時間と「群との比較」 ― 「足し算はできるが引き算はできない」
数学には「群 (group) 」という概念がある。これは「足し算と引き算が両方できる仲間 」だ。
整数の加法では 3 + 5 = 8 もできるし、8 − 5 = 3 と元に戻すこともできる。
「半群 (semigroup) 」はその半分:足し算だけ。引き算(=元に戻す操作)はできない 。
最もわかりやすい例が 時間の進み方 だ:
「3 時間進む」+「2 時間進む」=「5 時間進む」← 問題なく組み合わせられる
「5 時間戻る」← 物理的に不可能
だから時間の進み方の世界は半群だ。
マルコフ連鎖 (CTMC) が半群になるのは、確率の世界も時間と同じく前にしか進めない からだ。
「t 秒後の確率分布」は計算できても、「−t 秒前の確率分布へ戻る」操作は一般に存在しない。
アプローチ 3: 料理のレシピ ― 「手順の積み重ね」としての半群
半群は「手順を順番に積み重ねていくもの 」とも捉えられる。
料理を例に考えよう。
「炒める」→「煮る」→「味付けする」という手順には 順序に意味がある (結合律:どこで区切っても全体の結果は変わらない)
元に戻すことはできない :炒めた野菜を生の状態に戻す手順は存在しない(逆元なし)
「何もしない」ステップを加えても結果は変わらない:これは単位元の存在を意味し、モノイドと呼ぶ(半群に単位元を足したもの)
CTMC の遷移確率行列 P(t) も「t 秒経つ」という一手順だ。
「t 秒経つ」を 2 回続けると「2t 秒経った」状態になる。
しかし「−t 秒経つ」(過去に戻る)は確率の世界では存在しない。
まさに料理の手順と同じ構造だ。
3 つのメタファーが示す「半群」の同じ性質
しりとり
(文字列の連結)
「りんご」+「ごりら」
= 「りんごごりら」
どこで括っても
同じ結果
結合律
時間の進み方
(CTMC との接続)
3h 進む + 2h 進む
= 5h 進む (OK)
5h 戻る
= 不可能
逆元なし(群でなく半群)
料理の手順
(手順の積み重ね)
炒める → 煮る
→ 味付けする
炒めた野菜は
生に戻らない
順序・不可逆性
半群 (Semigroup)
図 I-1. 3 つのメタファーはいずれも「結合律を満たし、逆元を持たない演算構造」という同じ性質を示す
「逆元がない」= 時計は右にしか進まない / 手順は前にしか進まない
12
3
6
9
右回りのみ (t > 0)
逆方向
不可能
手順の流れ
炒める
煮る
味付け
前の手順には戻れない
CTMC では P(t) が「t 秒進む」という一手順。P(−t) は一般に存在しない(CTMC は半群、群ではない)。
図 I-2. 時計の右回り(左図)と料理手順の不可逆性(右図)はどちらも「逆元がない半群」の直感的イメージ
3 つのアプローチまとめ
アプローチ 半群のどこを説明 強調点
しりとり 結合律 並びの括り方は結果に影響しない
時間と群の比較 群との違い 引き算できない=逆元なし=時間不可逆
料理のレシピ 順序・不可逆性 手順を戻せない(炒めた野菜は生に戻らない)
ここから先(§1〜)は数学的に厳密な定義に入る。
上の 3 例でつかんだ「結合律」と「逆元なし」という直感を、集合・演算・公理の言葉で正確に言い直す。
直感が邪魔になると感じたら一度忘れてよい。しかし最後に振り返ると「ああ、あの直感はここだったのか」と見える。
§1. 抽象代数としての半群
[確信度: 教科書確認済み]
定義 1.1 — 半群 (Semigroup)
集合 $S$ と二項演算 $\cdot : S \times S \to S$ の対 $(S, \cdot)$ が 半群 であるとは、次の公理のみを満たすことをいう:
$$\forall a,b,c \in S,\quad (a \cdot b) \cdot c = a \cdot (b \cdot c) \qquad \text{(結合律)}$$
単位元の存在も、逆元の存在も要求しない。演算は $S$ 上で閉じている(演算の結果が再び $S$ の元)ことだけが前提。
代数構造の階層
半群は代数構造の最も素朴な段階に位置する。下の階層図を見れば「半群は群の手前」であることが一目でわかる。
マグマ (Magma)
閉包のみ
+ 結合律
半群 (Semigroup)
結合律のみ(単位元・逆元 不要)
+ 単位元
モノイド (Monoid)
結合律 + 単位元
+ 逆元
群 (Group)
結合律 + 単位元 + 逆元
(N>0, +) 文字列連結
(N≥0, +) {ε}∪Σ*
(Z, +) (R*, ×)
図 1. 代数構造の包含関係 — 下に行くほど公理が増える。半群は「結合律のみ」の最もシンプルな構造。
具体例
集合と演算 半群 モノイド 群 理由
$({\mathbb N}_{>0},\ +)$ はい いいえ いいえ $0 \notin {\mathbb N}_{>0}$ なので単位元なし。負の自然数もなし
$({\mathbb N}_{\ge 0},\ +)$ はい はい いいえ $0$ が単位元。$1$ の逆元 $-1$ が ${\mathbb N}$ にない
$({\mathbb Z},\ +)$ はい はい はい $0$ が単位元、$-n$ が逆元
文字列の集合 $\Sigma^+$(長さ $\ge 1$), 連結演算 はい いいえ いいえ 空文字列 $\varepsilon \notin \Sigma^+$、逆演算(文字列「分割」)なし
文字列の集合 $\Sigma^*$($\varepsilon$ 含む), 連結演算 はい はい いいえ $\varepsilon$ が単位元。逆元なし
$(n \times n$ 行列全体, $\times)$ はい はい($I$ が単位元) いいえ(逆行列が存在しない行列がある) 可逆行列に限れば群 $GL(n)$
§2. 1-パラメータ半群(CTMC の文脈)
[確信度: 教科書確認済み]
CTMC で現れる「半群」は、時間パラメータ $t \ge 0$ を持つ行列値写像である。これは§1 の抽象的な半群を「時間軸 $([0,\infty), +)$ から行列空間への準同型」として具体化したものだ。
定義 2.1 — 1-パラメータ半群(有限次元版)
$n \times n$ 実行列の空間 $M_n({\mathbb R})$ への写像 $T: [0, \infty) \to M_n({\mathbb R})$ が 1-パラメータ半群 であるとは、次を満たすことをいう:
$T(0) = I \quad$ (初期条件・単位元)
$T(t+s) = T(t)\, T(s) \quad \forall t, s \ge 0 \quad$ (半群性)
CTMC の遷移確率行列 $P(t)$ はこれを満たす(Chapman-Kolmogorov 等式がまさに②に相当)。
なぜ「1-パラメータ 半群 」という名前か? — これは加法半群 $([0,\infty), +)$(時間軸)から $M_n({\mathbb R})$ への 半群準同型 を与えているから。すなわち、加法 $t + s$ が行列積 $T(t) T(s)$ に対応する。
なぜ「モノイド準同型」と呼ばないのか:
$([0,\infty), +)$ は単位元 $0$ を持つためモノイドである。$T(0)=I$ という条件がまさに「モノイドの単位元を単位元に写す」ことを要求している。したがって厳密には「1-パラメータ モノイド準同型」だが、歴史的慣習により「1-パラメータ半群」と呼ぶ。
加法半群 ([0,∞), +)
時間軸(パラメータ)
0
s
t+s
t
T(·)
準同型写像
行列空間 Mₙ(ℝ)
(乗法半群・モノイド)
T(0) = I
T(s)
T(t)T(s) = T(t+s)
$s + t = t + s$ (加法可換)
$T(t)T(s)$ は一般に非可換
図 2. 1-パラメータ半群は「時間軸の加法」を「行列の積」に移す準同型写像。時間は可換 $(t+s=s+t)$ だが、行列積は一般に非可換。
CTMC の遷移確率行列 $P(t)$ との対応
CTMC(NSM-001) の仮定(マルコフ性 + 時間的斉次性)から自動的に $P(t)$ は 1-パラメータ半群になる。詳細は NSM-014 を参照。ここでは結果のみ確認する:
$P(0) = I, \qquad P(t+s) = P(t)\,P(s) \quad \forall t, s \ge 0$
さらに有限次元 CTMC では、行列指数関数(NSM-011) によって
$P(t) = e^{Qt}$
と書ける。ここで $Q$ は 生成作用素(生成子) であり、$Q = \lim_{t \to 0^+} \frac{P(t) - I}{t} = P'(0)$ として定まる。
§3. なぜ「群」でなく「半群」か
[確信度: 確認済み]
CTMC の時間パラメータは $t \ge 0$ であり、負の時間を扱わない。これが「半群」であって「群」でない核心的理由だ。
群 (Group) の時間軸
$t \in (-\infty, +\infty)$
0
−t
+t
逆元 $T(-t)$ が存在
$T(t)T(-t) = I$
半群 (Semigroup) の時間軸
$t \in [0, +\infty)$
0
+t
$t < 0$
禁止
逆元 $T(-t)$ は存在しない
(確率行列の要請に反する)
図 3. 群は時間の両方向(過去・未来)を扱えるが、CTMC の時間は前向きのみ。この非対称性が「半群」を自然な代数構造にする。
「$t < 0$ を許せば群だが……」の詳細
もし $t < 0$ を許して $P(-t)$ を定義しようとすると何が起きるか? 形式的に $P(t) = e^{Qt}$ を使えば
$P(-t) = e^{Q(-t)} = e^{-Qt}$
これは行列としては定義できる。しかし 確率行列 (各成分 $\ge 0$、各行和 $= 1$)の条件を破る。$Q$ の非対角成分が正($q_{ij} \ge 0$, $i \ne j$)であるため、$e^{-Qt}$ の成分は $t > 0$ で負になりうる。
具体例(2 状態 CTMC):
$Q = \begin{pmatrix} -1 & 1 \\ 1 & -1 \end{pmatrix}$ とすると $P(t) = e^{Qt}$ は非負成分行列だが、
$P(-1) = e^{-Q}$ の非対角成分は負となり、「確率」の解釈を失う。
したがって $t < 0$ での $P(t)$ は確率行列ではない。
これが、CTMC において時間パラメータが $[0, \infty)$ に限定され、「半群」が正確な構造記述となる根本的な理由である。
§4. C₀-半群(強連続半群、関数解析)
[確信度: 標準的だが要確認の細部あり]
CTMC のような有限次元の場合を越えて、無限次元 Banach 空間(例えば $L^2$ 上の拡散方程式)を扱う際には、1-パラメータ半群に連続性の仮定を加えた C₀-半群(強連続半群) が重要になる。
定義 4.1 — C₀-半群(Strongly Continuous Semigroup)
Banach 空間 $X$ 上の有界線型作用素の族 $\{T(t)\}_{t \ge 0}$ が C₀-半群 であるとは:
$T(0) = I$
$T(t+s) = T(t)\,T(s) \quad \forall t, s \ge 0$
$\lim_{t \to 0^+} \|T(t)x - x\| = 0 \quad \forall x \in X \qquad$ (強連続性)
③が $t \to 0^+$ での 点列収束 (各 $x$ に対して)を要求している点に注意。一様収束(作用素ノルムでの収束)は要求しない。
生成子と Hille-Yosida 定理
C₀-半群の 無限小生成子(生成作用素) $A$ は次で定義される:
$Ax = \lim_{t \to 0^+} \frac{T(t)x - x}{t}$
この極限が存在する $x$ の全体が $A$ の定義域 $D(A)$ である。$A$ が与えられると $T(t) = e^{tA}$ と書き、これを 作用素指数関数 という(無限次元では収束の確認が必要)。
Hille-Yosida 定理 [標準定理・詳細確認推奨] :閉線型作用素 $A: D(A) \subset X \to X$ が C₀-半群の生成子であるための必要十分条件は、
$\exists M \ge 1, \omega \in {\mathbb R}:$ すべての $\lambda > \omega$ に対し $\lambda \in \rho(A)$ かつ $\|(\lambda - A)^{-k}\| \le \frac{M}{(\lambda - \omega)^k} \quad \forall k \ge 1$
(ここで $\rho(A)$ は $A$ のレゾルベント集合。)特に $M=1$ の場合が収縮半群($\|T(t)\| \le e^{\omega t}$)に対応する Hille-Yosida 定理の最も典型的な形式である。
有限次元 CTMC との関係
C₀-半群(強連続半群)の一般理論
無限次元 Banach 空間 X、作用素ノルム有界、生成子は一般に非有界
有限次元半群 $T(t) = e^{tQ}$(特殊ケース)
$X = {\mathbb R}^n$(有限次元)
生成子 $Q$ は有界行列 → 強連続性は自動的に成立
Hille-Yosida を適用しなくても $e^{tQ}$ は直接定義可
図 4. CTMC の遷移確率行列が作る半群は C₀-半群の特殊ケース。有限次元では生成子が有界行列になるため、関数解析の一般論より単純に扱える。
CTMC の遷移確率行列は 有限次元 なので:
生成子 $Q$ は有界な $n \times n$ 行列
行列指数関数 $e^{Qt} = \sum_{k=0}^\infty \frac{(Qt)^k}{k!}$ の収束は自動的(ノルム評価が容易)
強連続性(C₀ 条件)は有限次元では自動的に成立
Hille-Yosida 定理を持ち出す必要はない
§5. NSM-008 との接続 — 6 ステップでの登場位置
[確信度: NSM-008 の内容から確認済み]
NSM-008「P(t) = exp(Qt) に至る論理順序」 は CTMC の仮定から $P(t) = e^{Qt}$ までを 6 ステップで整理している。半群性はそのどこに登場するか?
Step 1. マルコフ性 + 時間的斉次性 → $P_{ij}(s,s+t) = P_{ij}(t)$
時間差だけの 1 変数関数
Step 2. Chapman-Kolmogorov → $P(t+s) = P(t)P(s)$
▶ これが 1-パラメータ半群性。本ノート §2 の対象。
半群
登場
Step 3. 標準性 → $P(t) \to I$ ($t \to 0^+$)
強連続性(C₀ 条件)の確保
Step 4. 微分可能性 → $Q = P'(0)$ の存在
生成子(生成作用素)の確立
Step 5. Kolmogorov 方程式の導出
$P'(t) = QP(t)$ (後進) および $P'(t) = P(t)Q$ (前進)
Step 6. $P(t) = e^{Qt}$ の導出
図 5. NSM-008 の 6 ステップのうち、半群性は Step 2(Chapman-Kolmogorov)で登場する。これが後続ステップの代数的基盤となる。
用語の混同に注意
「半群」という語は文脈によって指すものが変わる。本ノートの各節の対応をまとめる:
文脈 「半群」が指すもの 参照
抽象代数(§1) $(S, \cdot)$ で結合律のみ満たす代数構造 定義 1.1
CTMC・確率論(§2) $T: [0,\infty) \to M_n$, $T(0)=I$, $T(t+s)=T(t)T(s)$ を満たす行列族。厳密にはモノイド準同型 定義 2.1
関数解析(§4) Banach 空間上の有界線型作用素族 + 強連続性(C₀ 条件) 定義 4.1
NSM-008 Step 2 Chapman-Kolmogorov 関係式 $P(t+s)=P(t)P(s)$ が表す構造 §5
教科書では「1-パラメータ半群」「C₀-半群」「強連続半群」「operator semigroup」などの語が混在するが、CTMC の有限次元文脈では§2 の定義で十分。
確信度まとめ
セクション 確信度 コメント
§1 抽象代数の定義(結合律・階層) 教科書確認済み Lang "Algebra", Mac Lane & Birkhoff "Algebra" に準拠
§2 1-パラメータ半群の定義 教科書確認済み Norris "Markov Chains" §2.1 に相当
§3 なぜ「群」でなく「半群」か(確率行列の非負性) 確認済み 有限次元 CTMC の文脈で標準的な説明
§4 C₀-半群の定義 標準的だが細部要確認 Pazy "Semigroups of Linear Operators" に準拠する予定。Hille-Yosida の詳細な条件は参照推奨
§4 Hille-Yosida 定理の具体的条件 標準定理 CTMC の有限次元文脈には不要だが言及。正確な条件は Pazy 等を参照
参考文献
Norris, J.R. (1997). Markov Chains . Cambridge University Press. Chapter 2. — CTMC の遷移行列の半群性についての標準的教科書。
Grimmett, G. & Stirzaker, D. (2001). Probability and Random Processes . Oxford University Press. — 確率過程における半群性の基礎。
Pazy, A. (1983). Semigroups of Linear Operators and Applications to Partial Differential Equations . Springer. — C₀-半群の関数解析的理論の標準参考書。Hille-Yosida 定理の詳細。
Lang, S. (2002). Algebra (3rd ed.). Springer. Chapter I. — 半群・モノイド・群の代数的定義。
Colquhoun, D. & Hawkes, A.G. (1977). Relaxation and fluctuations of membrane currents that flow through drug-operated channels. Proc. R. Soc. Lond. B , 199, 231–262. — CTMC をイオンチャネル解析に適用した原論文。